「目が痒くてたまらない」「目が赤く充血する」「目やに(透明〜白っぽい)がたくさん出る」といった症状はありませんか?
それはアレルギー性結膜炎の可能性があります。アレルギー性結膜炎は、目の表面(白目やまぶたの裏側を覆う結膜)にアレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)が付着し、免疫反応によって炎症が起きる病気です。
主な症状
※かゆいからといって目を強く擦ると、角膜(黒目)に傷がついたり、症状が悪化したりすることがありますので注意が必要です。
アレルギー性結膜炎のタイプと原因
アレルギー性結膜炎は、原因となる物質によって大きく2つに分けられます。
1. 季節性アレルギー性結膜炎(花粉症など)
特定の季節だけに症状が現れるタイプです。
2. 通年性アレルギー性結膜炎
季節に関係なく、一年中症状が見られるタイプです。
当院での「治療法」について
アレルギー性結膜炎の治療は、「薬物療法による症状の抑制」と「アレルゲン(原因物質)の回避」が基本となります。
抗アレルギー点眼薬 アレルギー反応を抑える基本のお薬です。症状を和らげるとともに、かゆみが出にくい状態を作ります。
ステロイド点眼薬 かゆみや炎症が強い場合に使用します。症状を速やかに抑える効果がありますが、安全に使用するため医師の指示に従い、定期的に眼圧チェックなどを受けながら使用します。
内服薬(飲み薬)の併用(必要に応じて) 目だけでなく、鼻水や皮膚のかゆみなど全身のアレルギー症状を伴う場合には、飲み薬を併用することもあります。
※花粉症などの季節性アレルギーの場合、「初期療法」(花粉が飛散し始める直前〜直後から点眼を開始すること)を行うことで、シーズン中の症状を軽症化させることができます。
日常生活でできる「予防と対策」
アレルゲンを目に「入れない」「留めない」ための日常ケアが大切です。
花粉対策
ハウスダスト対策
コンタクトレンズの適切な管理
人工涙液などで洗眼する
アレルギー性結膜炎は、我慢して目を擦ってしまうと結膜が浮腫(むく)んだり、角膜に傷がついて激しい痛みにつながったりすることがあります。症状が出始めたら、あるいは毎年決まった時期に目が痒くなる方は、お気軽に当院までご相談ください。